結婚指輪を手作りする際の流れは?

結婚指輪を手作りするカップルも増加傾向にありますが、実際どのような流れで制作するのか、自分たちは何をするのかを知らない方も少なくないです。
工房によって流れに違いはあるでしょうが、一般的なケースを事前に知っておくと参考として役立ちます。

手作りの結婚指輪が完成するまでの流れですが、お願いする工房が決定したら、まずは来店する日時を予約します。
ほとんどの工房が完全予約制になっているので、電話やホームページの予約申し込みフォームで受け付けしておくことです。
ちなみに、週末は混みあう可能性があるので、希望する日時がある方は早めに予約することをおすすめします。

次に、手作りの結婚指輪の制作について説明してくれるので、納得のいくまで確認すると良いです。
また、指輪のデザインをバリエーション豊富なデザインサンプルや資料から選んだり、イメージから相談したりすると良いです。
そしてデザイン・素材・宝石の有無などが決定したら、しっかりと見積りを提出してもらうことも大事です。

次の段階は実際の製作になって、まずはワックスと呼ばれるロウ材を削って指輪の原型を制作します。
その際には、工房のスタッフがしっかりとサポートしてくれるので安心して作業できます。
通常は、ここまでが二人で作業する工程で、この後の鍛造や仕上げについては、工房スタッフのプロに任せることになります。
ちなみに、手持ちの宝石を利用するとか、指輪の内側に文字を彫刻などといったオプション加工を希望する場合は、事前に依頼しておく必要があります。

完成した手作りの結婚指輪と対面して、サイズ・仕上げ・オプション加工などを確認したら商品の引き渡しになります。
もし遠方の方の場合には、完成品の発送をしてくれる工房もあります。
ただし、商品を受け取ったら全てが終了するわけではなくて、今後のメンテナンスも大切なポイントになるので、どのような内容かを確認しておくと良いです。
工房によってはメンテナンスが無料というところもありますし、内容によって無料という工房もあるので、そうした点を確認するのも大事です。