国同士の戦争も!?石が持つ力とは?

ご神体になった石

石をご神体として祭っている神社は、日本各地にあります。宮城県にある神社で祭られている巨石は、東日本大震災でも全く動じなかった石。何をどうしても「落ちない」ことから、合格祈願に訪れる人が後を絶ちません。
栃木県の温泉地では、妖怪が変化した石があると言います。悪さをしていた妖怪でしたが、陰陽師に見つかってしまい逃亡。逃亡先で石に変化したものの、変化した後も人々を襲っていました。そんなおっかない石は、令和の現代でも残っています。

権力者の象徴となった石

石は神聖な物でありながらも、恐ろしい物。事実かどうかは別として、石に何か特別な思いを抱いている人は少なくありません。時の権力者は美しい石を見つけたら徹底的に磨き上げて、宝石として重宝したほど。
特別な石を結婚指輪に使うのは、ごく自然の流れともいえるでしょう。結婚指輪に使われている石には色々ありますが、中でも人気が高いのはダイヤモンドです。

ダイヤモンドの歴史

ダイヤモンドがいつどいう形で使われたかについては、ハッキリしていません。ただ少なくとも、紀元前には既に登場していたと思われます。既に取引も行われていたそうなので、当時からある程度の加工技術も確立されていたのでしょう。今と変わらないダイヤモンド市場が形成されたのは、1800年代の頃。当時の富裕層はダイヤモンドの美しさに目をつけて、次々と購入していったそうです。
ダイヤモンドが持つ力は、相当な物。過去にはダイヤモンドをめぐり、戦争が起きたこともありました。

使う人によって武器にもなり素敵なアイテムにもなる

物は使う人によって、武器にも素敵なアイテムにもなれます。ダイヤで引き起こされた戦争の元になったのは、人の欲望そのもの。他人の幸せではなく自分の利益の為にダイヤモンドを使ってしまったがために、ダイヤは「兵器」となってしまったのです。
でもダイヤモンドを「幸運のお守り」として使えば、とんでもない幸運が舞い込むことでしょう。ダイヤモンドを幸運のお守りにする方法こそが、結婚指輪。結婚指輪にダイヤモンドをはめるだけでも、素敵なお守りになってくれます。