日本人好みの結婚指輪が多いブルガリ
どちらかというと派手目のデザインが多い、海外ブランドの結婚指輪。しかしイタリアのブランドであるブルガリに関しては、実用的なデザインが多く見られます。女性は言うに及ばず、結婚指輪が「人生初指輪」の方でも違和感なく使うことができるでしょう。
しかし「ブルガリ」という名前は耳に覚えがあっても、具体的に何をどうしたブランドかについては、意外と知られていません。そこでブルガリそのものの歴史について、掘り下げてみました。
ブルガリの歴史
ブルガリが生まれたのは、1884年のこと。ギリシャ人創業者がローマの一角にたてたお店こそが、ブルガリです。当時は銀細工をメインに取り扱っており、イギリス人観光客から大絶賛。お店は繁盛し、2号店・3号店もオープンとなりました。
代がかわるとお店はまずます繁盛し、事業は拡大。当時流行していたテイストを巧みに取り込み、ヨーロッパ中に広がるのでした。「ブルガリ」の名前が世界的に広がったのは、少し後になってからのこと。ブルガリがハリウッドスター御用達の店であるのが知られると、世界中からファンが押し寄せて来るのでした。
ブルガリ日本上陸
ブルガリが日本にやってきたのは、1991年と意外と最近の話。当時はバブル真っただ中ということもあり、イタリアンファッションに目がない人が多く駆け付けたものです。ブルガリには、実用且つ大胆なデザインがほどこされているアイテムも少なくありません。
当時の日本も大胆で攻めたファッションがブームとなっていたため、ブランドのテイストと見事にマッチしたのでしょう。
ホテルに参入!?
次にブルガリが攻めるのは、まさかのホテル事業。イタリアのローマに訪れたかのような錯覚を覚える客室の作り、宿泊客をもてなすホスピタリティは、さすがとしか言いようがございません。
さらに天井や壁にいたるまで、ブルガリのこだわりが凝縮。プールにあるモザイクタイルは、職人による手作りというのだから、言葉が出ません。大胆かつ繊細な世界観は、ホテルでも光っていました。